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映画『マダガスカル』

昨日でCETが終わったんで、忙しくて書き込めなかったんだよねぇという言い訳が使えなくなりました。
CETであれこれやったことに関しては、ここじゃなくてタイポ組合のページで書かなくちゃならないんだけど。

ていうかそもそもこのページでは仕事の話は基本的に書かないことにした。何かの記事でブログ女王、真鍋かをりがそうしてるって書いてあったんで。ここだけの話。
ていうか、書こうと思ってたことはたくさんあったんだけど、書かない時点で既に真鍋かをり失格なんだが。

ええと、あれです。八丁堀のデイリーストアでスタジオボイスを立ち読みして、8月に書こうとしてたことを思い出しました。


夏にハワイに旅行したんですけど、帰りの飛行機で『マダガスカル』観ました。
他の映画はつまんなそうなラブコメディとかつまんなそうなファミリードラマとかつまんなそうなサスペンスとかだったんで、お気楽な感じで観れるヤツを、と思って観たんです。なんかフツーの動物アニメだろうなぁと思って観てたら結構面白くて。なんか普通じゃなかった。

確か『サルまん』だったと思うんだけど、ディズニー映画だったか手塚漫画だったか、動物モノのアニメだの漫画で一番困るシーンは、食事のシーンだっていう話があって、動物がなんかスープ飲んでたり、パンみたいなカタマリみたいのを食べてたりするんだけど、肉食動物がパン食ったりしないでしょう、と。それ、ホントなら他の動物の死骸がテーブルに載っててガツガツ喰ってんだよ、みたいな話だったと思う。

この映画のテーマはズバリ、ソレなのです。主人公の空腹のライオンは友達のシマウマとかを食べちゃうか友情を取るかで葛藤するっていう話。スゴいよね。朦朧としながら友達が生肉にしか見えなくなるっていう。動物だったら生肉喰ってもフツーだけど、中途半端に擬人化してるから少しコワイ。佐川クンとかカニバリズムとか。江口寿史の『絶食』(『コミック・キュー Vol.2』に載ってるやつ)とか思い出しました。途中、『アメリカン・ビューティー』のパロディとかも出てくるし、ホントに子供向けかよコレ、とか思って観てました。

で、こないだ最新のスタジオ・ボイス、映画特集の号を立ち読みしてたんですけど(最近のスタジオ・ボイスって面白いですね)、そこに載ってたのがドリームワークス(この映画の制作会社ね)とディズニーの関係。ちっとも知らなかったんだけど、ドリームワークスはいろんな意味でアンチ・ディズニー全開だったってことで、この映画も、もの凄く納得。そういう動機で映画作ったりするの、面白いなぁ。

てなワケで、『サルまん』問題へのアンサーを意外なカタチで観ることができて、ちょっとうれしかった、という話(なのか?)。

今日の一枚:マダガスカル プレミアム・エディション "ペンギン大作戦"ディスク付 (初回限定生産)

posted by tsukada at 11 / 10 / 2005  22:38
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『マダガスカル』 from : honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜
『マダガスカル』 製作:2005年 米監督:エリック・ダーネル/トム・マクグラス声の出演(オリジナル) :  ベン・スティラー/クリス...
at : 11 / 12 / 2005  20:26
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